ニキビが原因でいじめられている…
僕が体験してきたことは、そんなアナタの役に立つのではないかと思い、この記事を書きました。
昔、僕もニキビが原因でいじめを受けたことがあります。
しかし、ニキビができなかった時は、ニキビ顔の同級生をいじめる側でもありました。
なぜ、人をいじめるのか。ニキビをいじってくるのか。
いじめる側の心理も書いていきます。
また、僕はいじめを受けた記憶は決して良いものとは思っていませんが、今では、自分を成長させてくれたきっかけでもあると捉える事ができています。
ニキビが原因でいじめられている、そんな方にとって、この記事が役に立てば幸いです。
【→11年間悩みつづけたニキビを治すことができた方法とは?】
小学校高学年~中学2年まで:ニキビ女子をイジメていた側の心理
僕は小学校から中学2年生まで、ニキビができたことがなく、ツルツルでキレイな肌でした。
友達からも「肌キレイだよね~」と言われるほどで、”ニキビができない=普通”という認識で過ごしていたように思います。
そんな僕は、クラスでニキビ顔の女子がいじめられていることに何の疑問も持っていませんでした。
最初は僕の周りがいじめ始め、僕としても「ニキビがあんなにできるのはおかしい」と思っていたので、便乗していじめに加担。
その子のあだ名は「ニキ子」でした。
名前を呼ぶ時も、「おい!ニキ子!w」とからかって呼んだり、対面で「ニキ子って本当にニキビ酷いよね、何食べたらそうなるの?」など、今考えるとあり得ないようなことを普通に言っていました。
ニキビが多い=おかしいという理屈と、周りが言っているから、ニキ子をいじったら絶対にウケる
そんな、浅い理由でいじめをしていました…。
また、「自分はニキビなんてない」という”優越感”を感じていたことも理由かもしれません。
おそらく自分ひとりなら、いじめをすることはなかったでしょう。
今考えても、本当に浅い人間です。。。
○中3~高校生:ニキビがひどくなっていじめられる
そんな最低最悪の僕ですが、天罰があたったのか、中学3年生になってついにニキビができ始めます。
理由はおそらく高校受験の勉強を始めたから。
夜遅くまで勉強するようになったのと、受験勉強のストレスが重なってニキビがポツポツとできるようになりました。
この頃から、自分もニキビができるようになったため、自分からいじめをすることはなくなります。
自分がニキビができたから何も言えなくなった訳です。なんと浅い人間でしょうか。。。
ニキビはできたものの、そこまでヒドイものではなく、無事に中学校を卒業。
そして勉強のかいあって第一志望の高校に行くことができました。
しかし、高校生になってからニキビはどんどん悪化していきます。
始めは鼻にできていただけだったのが、だんだん頬や鼻下、おでこにも広がって、肌がツルツルだったなんて考えられないようなニキビ顔に。
ニキビが悪化するにつれ、友達からニキビをいじられるようになります。
「ニキビ」というあだ名をつけられるぐらいには、ニキビがひどい状態でした。
始めは面白半分のいじりだったものの、だんだんエスカレートしていじめになっていきます。
「ニキビ顔で汚いから」という理由でグループから仲間はずれにされる
少しでも僕がしゃべると、「黙れニキビ!」と言われる
「こいつの近くに行くとニキビ菌がうつるぞ」と言われ、誰も近づかなくなる
ニキビがヒドイだけで、このような仕打ちを受けました。
この頃は、学校に行くのが本当に辛かったです…!
学校に行ったら、またみんなに無視されて、ニキビを馬鹿にされるのかと思うと、学校に行く気力なんて出ません。
しかし、母親は厳しかったので、「ここで逃げたら笑い者だ。アンタは何も悪い事をしていないんだから、胸張って行って来い!」と、休むことを許してはくれませんでした(今思えば、この母親の言葉が心の支えになっていた気がします)。
朝起きたらニキビがなくなっていないかな、と願いながら寝て、朝鏡を見てまたニキビができている顔を見て絶望する。。。
そんな毎日を過ごしていました。
いじめを受けてようやくいじめられる側の気持ちが分かった
いじめを受けて僕はやっと気づきます。
「ニキビをいじられていたあの子は、ずっとこんな気持ちだったんだ…」
しかもその子は女の子であり、僕なんかよりも、もっと精神的な苦痛を負っていたに違いありません。
とてつもない傷を、一生消えないような傷を負わせてしまっていたのだと、やっと気づきました。
自分がいじめられる側になってやっと気づくなんて、自分はなんて救いようのないバカなんだろう、だとも思いました。
後悔しても、今更遅いのですが…。
いじめをする人は、痛みが分からない哀れな人だと知る
自分がいじめを受けて思ったのは、いじめをする人は、人の痛みが分からないんだということ。
僕が中学の時、いじめに加担していた頃は自分が何か身体的なコンプレックスで悩んだことがなかったので、悩みに対する辛さや、痛みを知りませんでした。
知らないからこそ、心無い言葉を言えていた。
でも、自分がニキビに悩むようになってそれは変わります。
ニキビに悩んでいる人は、毎日本当につらい日々を過ごしている。
自分の顔が嫌いになる。
どんどん自信がなくなる。
異性と話す時も、ニキビを変に思われていないか気になって、まともに話せない。
ニキビの辛さを自分が味わって、それを人にからかわれたりすることが、どれだけ心に傷をつけるかが分かりました。
でも、その心の痛みを知らないと、簡単に人を傷つける言葉を相手に向けてしまう。
それは、とても悲しくて、哀れなことだと思うんです。
ニキビのせいでいじめを受けた記憶は、決して良いものではありません。
しかし、その経験から、人の痛みを知ることができました。
すると、人に優しくなれるんですよね。
相手の痛みが分かるから、共感ができる。
少なくとも、相手のコンプレックスをえぐるような、傷つけるような言葉を出すことはないです。
昔は何も知らず、ただ言葉というナイフで人を傷つけるだけだった僕が、少しは人としてマシになれたんです。
いじめを受けた記憶は決して良いものではないですが、自分を成長させてくれたきっかけではありました。
大学生~社会人:ニキビを治すために色々試す
話を戻します。
いじめ自体は、受験勉強も本格化してきたからか、高校2年生の頃には終わりました。
しかし、僕のニキビは結局治らないままで、高校生活を終えることになりました。
そこから大学生から社会人3年目まで、本当に沢山のニキビを治す方法を試しまくりました。
- 洗顔
- 化粧水
- サプリ
- 漢方
- リンパマッサージ
- クリニック
これらの方法は一通り試しましたが、自分に合わなかったのか、どれも効果はありませんでした。
クリニックに通っていた時は、一時的にニキビが止まったものの、コースが終わったらまたニキビが再発。
20万円という大金をかけましたが、根本的な治療には至りませんでした。
しかし、ネットで見たある情報がきっかけで、ニキビに悩む生活を終わらせることができたんです!
それは、乳酸菌とパントテン酸を一緒に飲むこと。
中学3年生から社会人3年目まで、なんと11年間悩み続けたニキビをついに治すことができました。
僕のニキビの原因は皮脂の過剰分泌で、毛穴が詰まってニキビができまくること。
もし同じ原因なら、僕が試した方法で治すことができるかもしれません。
ここまでで記事が長くなってしまったので、ニキビを治すことができた体験談は別記事にまとめました。
ニキビに悩んでいる方に、ぜひ、見てほしいです。