この記事では、あまり知られていないコーヒーの健康効果について書いていきます。
皆さんが日常的に飲んでいるコーヒーにはどんな効果があるかご存じですか?
・眠気覚ましに良いのは常識でしょ?
・眠気覚まし以外に効果あるの?
こんなことを思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、コーヒーには皆さんが知らないだけでもっと健康効果があるんです。
コーヒーはカフェインばかりが注目されがちですが、美容成分であるポリフェノールもたくさん入っています。更に、カフェインも眠気覚まし以外の効果が盛沢山なんです!
この記事ではコーヒーのあまり知られていない健康効果を3つご紹介します。
最後まで読めばコーヒーをもっと飲みたくなること間違いなしです!
さて、まずはコーヒーについてサラッと復習していきましょう!
コーヒーの歴史
コーヒーは初めエチオピアで発見された
コーヒーが飲み物として発見されたのは実に800年以上前という事をご存じでしょうか。
1258年にエチオピアでイスラム教徒のシーク・オマールが飲み物としてのコーヒーを発見しました。
そこから時が過ぎ、日本に初めて伝わったのが1641年あたりだと言われています。
当時の日本は鎖国中でしたが、長崎の出島にはオランダ商館があり唯一外国と接点が持てる場所でした。
そこに駐在していたオランダの商人によってコーヒーが伝えられたのではないかと考えられています。
さて、そんな歴史が深いコーヒーにはどんな効果があるのでしょうか。
みんなが知らないコーヒーの健康効果
コーヒーを飲む人はシミが少ない
コーヒーにはポリフェノールという若さを保つ抗酸化作用がある成分が含まれています。
ポリフェノールというと、赤ワインをイメージする方は多いでしょう。
実はコーヒーには100mlあたり約200mg含まれていて、これは赤ワインと同じ濃度だそうです。
コーヒーには「肌を若く保つ作用がある」。これを聞いただけで今すぐコーヒーを飲みたくなりますね!
ガンの予防
コーヒーにはもう一つ有名な成分が入っていて、それは「カフェイン」です。
カフェインは眠気覚ましに有効だという事は広く知られていますが、実はカフェインには抗炎症作用もあるのです。
抗炎症作用により内臓や脳を炎症から守ってくれるだけでなく、それが各種のガンやアルツハイマーの予防にもつながっているのだとか。
コーヒーは「メタボ」を防いでくれる!
カフェインはなんとメタボ防止にも活躍します。
メカニズムとしては、カフェインが脂肪細胞に作用することにより、脂肪を分解する消化酵素を活性化するのです。
更に、前述したポリフェノールに含まれる「クロロゲン酸」が血糖値の上昇を穏やかにしたり、体内の脂肪酸の分解促進をしてくれます。
カフェインとポリフェノールを一緒に取ることにより、メタボを防ぐことができるのです。
コーヒーの飲みすぎには注意!
こんなに効果があるコーヒーですが、もちろん飲みすぎには注意です。
胃が荒れることや心拍数の増加、気持ち悪さ、体のだるさを覚えることがあります。
1日当たりの適量は?
コーヒーのカフェイン量は、100mlあたり60mgです。カップ1杯(150ml)に換算すると90mgという計算になります。
また、ポリフェノールの効果が出る量は1,000mgからと言われていて、これをコーヒーで取ろうとすると3杯~5杯必要です。
一度に大量に摂取するのではなく、朝に1杯、昼食時に1杯、夕方の休憩中に1杯といった具合で分けて飲むことをオススメします。
コーヒーを飲んで健康になろう!
以上でコーヒーの知られざる健康効果の紹介を終わります。
最後に健康効果をまとめておきましょう。
・コーヒーはシミの防止に効果的
・コーヒーはがんの予防にもなる
・コーヒーはメタボを防いでくれる
1日3杯以上で上記の効果が出やすいと言われています。
これからは3杯を意識して飲んで健康を維持していきましょう。